介護福祉士の講習会

正式には「介護技術講習会」
介護福祉士になるためには養成施設を修了するか、実務経験を積んだあと国家試験に合格する必要があります。(平成27年度からはいずれのルートからも受験が必要になります。)
介護サービスに直接携わる介護福祉士という仕事は単に知識を得ているだけでは不十分で、実践的な技能やノウハウも求められます。
そのため、養成施設では介護サービスの実施に必要な技術もカリキュラムに取り入れられていますし、国家試験では筆記試験に続いて実技試験が行われます。
試験を受けて介護福祉士を目指す人はこの実技試験が大きなネックとなってしまう場合があるようです。

しかし、実技試験を受ける代わりに、受講すれば実技試験が免除になる講習会があります。
介護技術講習会と呼ばれるものです。
時間、カリキュラムが細かく決まっている講習会
これは平成17年度から実施されているもので、この介護技術講習会を受講し、修了することで実技試験が免除されるのです。

この講習会は全32時間行われます。内容は8種類に分けられており、それぞれ決められた時間が振り分けられています。
まず「介護課程の展開」が6時間、「コミュニケーション技術」が2.5時間、「移動の介護等」が6時間、「排泄の介護」が4時間、「衣服の着脱の介護」が3時間、「食事の介護」が3時間、「入浴の介護等」が4時間、「総合評価」が3.5時間となっています。
このカリキュラムを通常4日間に分けて行います。
「修了認定」を通過することが必須
ただし、この講習会を受ければだれでも実技試験が免除されるわけではなく、最終的に修了認定を受ける必要があります。
これは最後の「総合評価」における評価や受講態度などによって判断されます。
もし認定が不可とされた場合には実技試験を受けなければならなくなります。
無事修了できた場合には修了証明書が交付され、実技試験を受けずに筆記試験を受けるだけで済むようになるのです。
講習会を受講するかどうかは介護福祉士試験を申し込む際に選択することができます。
介護福祉士の試験を目指す場合にはこの講習会をひとつの選択肢として検討しておく必要があるでしょう。
申し込み方法や実施場所などもよく確認しておくようにしたいものです。 ケア資格ナビへ