データで見る介護福祉士という仕事

介護福祉士のハードさには様々な問題が・・・
介護福祉士という仕事は非常にハードだと言われています。
現在、介護福祉士を含めた介護職の離職率は20%を超えているといわれており、介護制度そのものを揺るがしかねない大きな問題となっています。
その背景には介護の仕事が抱えているさまざまな問題も指摘されています。
高離職率の背景
介護職の平均月収は20万7500円というデータがあります。
年収にすると300~350万円程度。
さらに年齢では40代が最も多く、その次が50代となっています。
働き盛りから熟年へと移行していく30代以上が70%を占めている業界となっており、それでこの給与水準はかなり厳しい状況といえます。
介護福祉士の仕事が長続きしない原因もこの給与面の不満が背景にあるといわれています。
その影響もあってか、介護福祉士の仕事はつねに人手不足の状況となっています。

一方、介護福祉士の仕事へのニーズが高まりに合わせて質の向上を目指す動きも高まっています。
これまでのようにとにかく人員を増やそうとするのではなく、介護が必要な人にあった最適なサービスを提供できる優れた人員を送り出そうという動きが出ているのです。
そのため介護福祉士になるための条件がより厳しくなるといわれています。
介護福祉士の資格取得の条件が改正されたのはその表れといえるでしょう。

また国家試験の難易度も今後高まっていくのではないかとも言われています。
目的を持って介護福祉士を目指そう
このように介護福祉士をめぐる環境は今後大きく変化していく可能性があります。
しかし間違いないのは介護福祉士に求められる仕事がさらに多様化していくということでしょう。
また従来の介護サービスにおいても内容の充実が求められるようになっていくでしょう。
ある程度介護福祉士の「ふるい分け」が行われるようになるのかもしれません。
逆に言えば本当にこの仕事にやりがいを感じている人、日々スキルアップに努めている人にとっては正当な評価と報酬を得ることができる環境が得られるようになるとも言えます。

少なくとも、「就職・転職に有利になる」といった考えで資格を取得した人が軽い気持ちで従事できる仕事ではないということだけは間違いなくいえるでしょう。 ケア資格ナビへ