介護福祉士と実務経験証明書

受験の必需品「実務経験証明書」
実務経験ルートで介護福祉士試験を受験する際に欠かせないのが「実務経験証明書」です。現行の介護福祉士試験では、就労した期間・日数は、筆記試験前日までに通算して従業期間3年(1095日以上)かつ、従業日数540日以上である必要があります。
(従業期間:実務経験の対象となる施設(事業)及び職種での在職期間。)
(従事日数:従業期間内において実際に介護等の業務に従事した日数。※1日の勤務時間は問われません。)
ちなみに、受験申込み時に受験資格を満たしていなくても、筆記試験前日までに従業期間・従事日数が上記の日数以上となる方は「実務経験見込み」として受験することができます。
証明書の申請の仕方
特定の資格を持っているかどうかといった受験資格とは異なり、実務経験というのは証明が難しい面があります。
そのためこれまで勤めていた医療・介護関連の施設から実務経験を証明する書類を作成・発行してもらう必要も出てくるのです。

この実務経験証明書はこちらの方から職場に請求して作成してもらう必要があるため、申し込みの際には事前に用意しておくことも重要になってきます。
この実務経験証明書は出勤簿や勤務記録などを元に作成されるもので、給与事務の担当者などに依頼して作成してもらうことになります。
注意が必要となるのは転職の経験がある場合、ひとつの勤務先では介護福祉士試験の受験資格を満たすことができない場合もあります。
そんな場合にはこれまでに勤めてきた施設すべてから実務経験証明書を作成してもらい合算することで条件を満たすことができます。
ですから、必要に応じてすでに退職した職場にも赴いて証明書を作ってもらう場合もあるのです。
前の職場には顔を出しづらい、と感じる人も多いかもしれませんが、その辺は割り切って依頼しに行くようにしましょう。
証明書発行の際の問題点
問題となるのは勤めていた施設が廃業してしまった場合です。残念ながらこの場合は実務経験証明書の作成は困難になってしまいます。ただし、かつて人事や給与事務を担当していた人が出勤簿や勤務記録を所持していた場合にはそれで証明することも可能ですので、どうしても他に方法がなく受験資格を満たすことができない場合には最後まで諦めずに探し続けることも必要となるでしょう。
このように、介護福祉士試験の受験には実務経験証明書が欠かせないのです。ですから、実務経験証明書の作成は前もってしっかりと準備しておくようにしましょう。
平成27年度(第28回)試験からは、実務経験に加え、養成施設等において、実務者研修を修了する必要があります。 ケア資格ナビへ