介護福祉士の受験資格について
介護福祉士を受験するためには受験資格が必要
介護福祉士になるためには国家試験に合格しなければなりません。この国家試験を受験するのにまず、受験資格が設けられており、一定の条件をクリアした人だけが受験することができます。
高齢化社会の進行による介護の重要性の高まりもあり、介護に携わる人の量のみならず質が求められる時代となっています。そのため、介護福祉士の資格取得が介護業界では必須と法律で定められました。そして受験資格も厳しい基準に変更されています。
ですから、介護福祉士になるためには所定の受験資格をクリアしている必要があります。
介護福祉士の受験資格の一つとして重要な「実務経験」
実務経験によって介護福祉士を受験する場合、3年間の実務経験が必要とされます。対象となる介護施設や職種での経験が求められ、医療・介護に関連した所定の職業に従事した期間・日数が求められることになります。具体的には従業期間は1095日以上、従事日数は540日以上となっています。この違いは休日や出張、研修などが含まれないことを意味しています。実務試験ルート以外でも受験資格が指定されている取得方法があります。ひとつは、所定の高等学校を修了して取得するルート。
平成23年度(第24回)試験から法律が改正され、特例高校等(専攻科:33単位)卒業後、実務経験9ヶ月以上介護等の業務に従事した方、福祉系高等学校の新カリキュラム(52単位)を修めて卒業した方が受験資格になります。また平成24年度(第25回)試験からは、特例高校等(高校:34単位)卒業後、実務経験9ヶ月以上介護等の業務に従事した方が受験資格になります。
そしてもうひとつが所定の養成施設を卒業していることです。こちらも平成27年度(第28回)の試験から、国家試験の受験が必要になります。さらに実務経験ルートも、実務経験3年以上かつ実務者研修を修了した方が受験資格になります。
今後さらにハードルが高くなる受験資格
介護福祉士の受験資格に関しては平成23年度以降に変更されることが決まりました。実務経験ルートで受験する場合、平成27年度の試験からは養成施設における6ヵ月以上の課程の修了が求められることになります。
実務経験の対象となる職種としては社会福祉施設のほか、病院や診療所での勤務、介護等の便宜を供与する事業が含まれています。ただし、生活支援員や児童指導員などは介護福祉士の受験資格として含まれないので注意が必要になります。
年々ハードルが高くなっていく傾向が見られる介護福祉士の受験資格。取得を目指すなら、早い段階での対策が必要になりそうです。受験を検討している人は詳しい内容をチェックする必要もあります。
自分が受験資格を満たしているのかどうか、満たすためにはどうすればよいかを確認しておくようにしましょう。



